1.当院について
白十字リハビリテーション病院は、令和3年4月1日に白十字リハビリテーション病院として出発し、令和4年8月1日にリニューアルオープンいたしました。病床数は、回復期リハビリテーション病棟40床×3病棟の120床と地域包括ケア病棟40床の計160床となっており、院内施設として、居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・通所リハビリテーション・看護小規模多機能型居宅介護があります。
2.回復期リハビリテーション病棟について
当院の回復期リハビリテーション病棟の平均在院日数は、全体で67.3日、となっています。また、「質の高いハートフルリハビリテーションを患者さんへ」を念頭に置き、365日リハビリテーションを提供しています。入院してから退院まで、患者さん一人ひとりに対する多職種でのカンファレンスを毎月実施しており、退院支援に当たっては、単に自宅で生活できるようになる事だけを目標とせず、「生きがい」の再獲得ができるよう支援しています。患者さんが「自分らしい」生活を送れるよう、患者さんやご家族に寄り添いながら日々支援を行っています。
(MSW川野・西山・安永)
3.地域包括ケア病棟について
当院の地域包括ケア病棟は、特定の疾患に関わらず、様々な患者様がリハビリ目的でご入院されます。平均在院日数は、39日と長いですが、リハビリをしながら患者さんやご家族の意向を確認し、気持ちに寄り添いながら多職種連携で医療や看護、福祉の支援を行っています。入院は急性期からの転院だけでなく在宅からリハビリでの受け入れも行っており、緊急の患者さんも受け入れができるよう体制を整えています。病棟には、PT6名、OT3名、ST1名在籍し、リハビリ提供単位は、平均で2.7単位実施しています。リハビリの内容としては、個別リハを中心に、食事前の口腔体操(毎日)、午後からは、集団リハ(週3回)を実施しています。また、60m程ある病棟の廊下を自主訓練で歩行されたり、読書や編み物、色塗りや動画鑑賞をされたりと患者さんの好きな活動をされています。その好きなことが離床の機会になればと思っています。
(MSW渡部・森川)
4.地域医療連携課について
地域医療連携課は、前方支援・後方支援に分かれており、前方支援は事務1名、看護師1名。後方支援は、医療ソーシャルワーカー6名で業務を行っています。前方・後方と業務は分かれていますが、各々が助け合い、情報共有をしています。患者さんがいつでも相談できる環境づくりが大切と考え、日ごろより、スタッフ間のコミュニケーションの場を多く作り、毎日の相談業務を行っています。
白十字リハビリテーション病院 地域医療連携課
福岡市西区石丸3-3-9 092-891-2622(直通)
前方担当:松元・堀田
後方担当:川野・西山・渡部・森川・尾花